フランス書院の母子相姦小説「姦母」は数年前までプレミア価格になっていた小説です。今は電子書籍などがあるので落ち着きましたが、それでも紙媒体では結構なお値段がします。
そもそもなぜプレミア価格になっているのだろうか?それは小説の内容にあるに違いないと思った私は、早速kindleに「姦母」ダウンロードしました。
フランス書院の姦母
雪肌を覆う薄布を切り裂き、下着をすべて奪い去ると、35歳には見えない甘やかな匂い漂う美肉が露わに!ママ、最高だ。この身体、誰にも渡したくない…12年間想いつづけた和哉の欲望はさらに激しさを増す。ずっと好きだったから、もっと穢したい、犯したい…ママを完全に手に入れるまで、この夜は終わらない。
まずは登場人物の設定だ。「姦母」の登場人物は回想シーンを除いてシンプルに2人。12年振りに再会した母と息子だけである。余計な叔母ちゃんや女教師などの設定は無し。母子相姦小説だからそれでいいだろう。
そして、物語は12年前に母に捨てられた息子の、母に対する復讐劇として始まる。母に捨てられた息子は悲惨な境遇を乗り越えて成長し、自分を捨てた母の幸せそうな姿を偶然見て復讐を決意し、夜に彼女の家族の不在時を狙って家に侵入するところからスタートする。
全編が母子相姦の連続
この小説の凄いところは、たった一夜の出来事だけを書いているということである。フランス書院に限らず、たいていの官能小説は数日や数ヶ月単位であるが、この小説はたった一夜の事を濃密に書いているのである。余計な時間をはさまないので、全編が母子相姦シーンで埋め尽くされている。
ちなみに母は当初は息子と気づかずに、ただの強姦魔扱いである。Hなことを嫌々ながらも強制されていく母を見る息子の目が序盤のポイントであり、興奮するところである。息子は母が自分を子供だと気づいた時点で止めるつもりだったが中々気づかずに…。
読ませる母子相姦小説
中盤では、あることから母は息子であると気づくのだが、母子相姦が好きな人はここからが至高のポイントだと思う。母はもちろん息子を喜んで捨てたわけではないが、釈明の機会を中々与えられず、そして、息子のことを考え謝罪するという気持ちで、どんどん母子相姦の深みに嵌って行く。そして浴室でH、さらにアナル・SMチックにと交わりまくるのだ。
この間、息子と母親の感情が交互に描かれていき、読む人をまったく離さない。そして完全に息子に堕ちた母が取った行動は…
上質なサスペンスを読んでいるかのようなフランス書院の「姦母」は、始まりの復讐劇が無かったかのような、一種の清々しささえ残して締めくくられるが、この思いは読まないと得られないだろうと思う。高評価のAmazonのレビューも読んでみて下さい。
姦母 DMM詳細ページ
コメント
読んだかもしれませんが、忘れていました。一夜の出来事を、母と息子の両者の視点から描くというのはいいですね。昔あったトマト文庫の、北山悦史作「禁忌・母胎姦景」も同じ構成でした。こちらは和姦でしたが、すりきれるほど読みました。