父を亡くした息子と母の感情の交錯を描いた映画。ベルナルド・ベルトルッチ監督作品。
[ルナ](原題La Luna)
映画「ルナ」は、映画中では最後まで近親相姦はしてないけど、母子の愛情がテーマなので掲載します。
wikiにもヒューマンドラマと書いてるけど、そんなに重い作品でもない。
物語冒頭からいきなり親父が死ぬのでそのシーンと、母親と息子の危ないシーンがかなり印象に残る映画です。
親父を亡くした息子のジョー(画像の少年です)ですが、そのせいもあってか麻薬にどっぷりと浸かってしまいます。
そんな状態の息子を見たオペラ歌手で母親のカテリーナは、息子の為に麻薬を買ってきたり、息子がパンツを履いたままの状態で手で射精させたり(パンツの中がべたべた)と世話を焼きます。
息子もママ好きだが、お母さんはもっと息子好きな映画だなーと思って観てました。
ジョーはお母さんを突き放す事がありますが、カテリーナは終始息子にべったりです。
息子のジョーは確かにかわいい感じだが…
終盤は、「えっここで終わり!」と思うようなシーンで幕切れだったような気がします(近親相姦しないの?的な事ではなく)
私の見る目が浅いだけかもしれませんが。
DVDのジャケットでは老けてるお母さん役のジル・クレイバーグですが、映像では熟女としての妖艶さがあり、非常に綺麗に年を重ねていてオペラ歌手役もこなす気品があります。
ただ2010年に亡くなっているそうです。